農薬については、動物実験による急性毒性、亜急性毒性、慢性毒性、発がん性、繁殖毒性、催奇形性など、数々の毒性試験が行われています。そして、全ての試験において、動物が一生涯にわたって毎日食べ続けても何の毒性影響も現れない量、「無毒性量」を調べます。さらに、人間と動物との差、また人間同士の個人差などを考慮し、通常100分の1の安全係数を掛け、1日摂取許容量「ADI」(Acceptable Daily Intake)を算出します。ADIは、人間が一生涯に渡って毎日食べ続けても何ら毒性影響も認められないと判断される量を表します。
安全性の確保のため、残留農薬基準は、ADIの80%を超えない範囲に設定されているのです。 |